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可燃性フィルムとその危険性について [(株)吉岡映像からのお知らせ]

可燃性フィルムの特徴及びその危険性について、簡単にまとめました。 製造・使用されていた年代からの経年変化を考えると非常に危険なマテリアルです。 お手元に可燃性フィルムがある場合は早急に不燃化されることをお進め致します。 詳しくは弊社までお尋ね下さい。


可燃性(ナイトレート)フィルムとは・・・
映画の草創期から1950年代後半まで使用された、ニトロセルロースと樟脳などから合成される「硝酸セルロース」を主要な材質とする映画用フィルム。
このフィルムは発火性が強く、常温でも自然発火する場合がある非常に危険なものであったが、白黒映像の表現力、映写上の耐久力に優れ、その利便性から実に映画史の半分以上を担ってきた。
日本においては昭和28年頃まで製造されていた経緯があり、昭和30年代の映画でも使用の例がある。
基本的に35ミリに限られており、16ミリ、9.5ミリ、8ミリは不燃性フィルムとしてスタートしている。

危険性・・・
自然発火温度は、新品であれば摂氏170度程度で発火すると言われている。
現在、可燃性フィルムは日本の消防法における危険物第5類に分類され、一定量以上を所定の危険物倉庫以外で保管することは禁じられている。

経年変化・・・
可燃性フィルムを構成するセルロースと硝酸エステルの結合はかなり不安定なものである。
その分解は製造の瞬間から始まり、現在の科学ではこれを遅くすることはできても、完全に止めることは不可能であるとされる。分解が進行した状態では、38℃以上の温度が長時問持続すると自然発火を起こすことも想定される。

識別法・・・
まず、可燃性フィルムであることを確認するためには、エッジ・マークを見る。(1950年以前に生産されたフィルムはその可能性が高いが、コダック社の場合、コードノッチの近くに“Kodak Safety Film”の標記がないものは可燃性フィルムである。"safety"と書いていないものについては危険と見なす。)
その他のフィルムについては、肉眼での識別は出来ない。また、燃焼テスト(切片に点火して激しく燃えればナイトレート)が一般的である。



可燃性フィルムは非常に危険なマテリアルであると同時にもっとも貴重な資料でもあります。
映像という財産を失う前に、一度弊社にご連絡下さい。

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